甲状腺機能低下症の症状の一つに尻尾の脱毛・ラットテイルがあります。
甲状腺機能低下症の症状ではベルの左右脇腹の脱毛の事は書きましたが、尻尾の毛も脱毛しました。
尻尾の脱毛・ラットテイルとはねずみの尻尾のように毛が生えてない状態の尻尾の事を言います。
ベルの毛はロングなのでちょっと分かりづらいかもしれませんが根元の部分に脱毛があります。
酷くなると尻尾の根元を残して先が全部脱毛してしまう場合もあるようです。
甲状腺機能低下症の脱毛や皮膚の乾燥によるフケは痒みが出ないので、脱毛やフケの症状がでてもら痒がるそぶりが無いようでしたら、甲状腺機能低下症の可能性も含めて病院で診てもらって下さいね!
こちらはパー君の尻尾です。
先生はこの尻尾の脱毛を見て甲状腺機能に問題あるかもしれないと検査をしました。
以前からパー君の尻尾の脱毛は根元に一ヶ所あったのですが、脱毛は進行してます。
パー君もベルと同じように痒みは無いようです。
甲状腺の検査結果はベルとは逆に甲状腺の数値が高く甲状腺機能亢進症の可能性が見つかりましたがまだお薬は処方されていません。
手作りご飯に昆布粉を加えていたのでそれをやめてヨウ素を含まないご飯で様子をみています。
わんちゃんの甲状腺機能亢進症は珍しく、猫ちゃんに多い病気だからではないかな?と思います。
わんちゃんの甲状腺機能亢進症とネット検索してもほぼ甲状腺機能低下症が出てしまい亢進症に関しては情報がとても少ないです。
猫ちゃんの甲状腺機能亢進症の症状でみてみると、体重の減少や多飲多尿、下痢や嘔吐、攻撃的になるなどと載っています。
体重の減少や多飲多尿はあてはまりますが、僧帽弁閉鎖不全症と腎嚢胞もこちらにあてはまるので先生も判断しにくいのかもしれません。
数値もギリギリ様子をみて大丈夫な数値なので次回数値が下がるのを期待しています。
右側がパー君の尻尾で、左側がコーちゃんの尻尾です。
遠目から見てもパー君の尻尾の脱毛が目立ちます(^^;;
比べるとやはり脱毛の症状があるパー君はホルモンのバランスに問題があるのかな、、、と思っちゃいます。
ちなみにパー君は体の左右対称の脱毛はありません。
パー君は僧帽弁閉鎖不全症と腎嚢胞ですでにお薬を飲んでいるのでこれ以上、お薬が増えるないといいのだけどね(*´ー`*)
甲状腺の病気は甲状腺から分泌されるホルモンに問題が出ておきる病気です。
体の左右対称の脱毛だけではなく尻尾の脱毛・ラットテイルも特徴的です。
わんちゃんに左右対称の脱毛や尻尾に痒みがない脱毛があった場合は早期に病院で診てもらって下さい。
-
-
甲状腺機能低下症が見つかるまでと症状
甲状腺の病気は甲状腺から分泌されるホルモンに問題が出ておきる病気です。 甲状腺機能低下症になると基本、生涯お薬を飲み続ける事になりますが、ちゃんとケアをしてあげれば元気に過ごす事ができます。 甲状腺機 ...