我が子には健康で長生きして欲しい。
それは皆んな同じ願いですよね。
ですが、長生きの先には必ず「老後の生活」が待っています。
ベルを初めて我が家に迎えた時の感動。
スクスクと成長し一人前になり、いっぱい笑って、いっぱいお散歩して、いっぱいご飯食べて、いっぱい愛をくれて、いっぱいやんちゃして…。笑
そんな幸せいっぱいのハッピーライフも、やがて訪れる老後。
下記の記事でも書きましたが、ジャパンケネルクラブが発表している2000年〜2009年までの10年間でミニチュア・ダックスの総登録頭数は、なんと1,156,701頭!
と言うことは、現在の年齢は10歳〜19歳と言うことになります。
一般的に11歳になると人間でいう60歳(還暦)になります。
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我が家も4兄弟みんな15歳を越えるまで元気に暮らし、長男ベルは18歳6ヶ月。
最近は、ほぼ毎日の夜鳴きで介護真っ只中です。
子犬を迎えた時にはいつか訪れる老犬になってからの生活なんてほとんどの飼い主は想像などしないでしょう。
若い頃と比べ歳を重ねると、日々気力や体力が確実に衰えていきます。
だからこそ飼い主として何ができるのか、考えてみたいと思います。
こんな変化はありませんか?
仲良しの犬と遊ぶのを嫌がるようになった。
全身の毛が薄くなり、色も薄くなった。
以前より口臭がキツくなった。
ゴホゴホと咳をするようになった。
情緒不安定な感じの行動がみられる。
突然倒れたことがある。
注意ポイント
1つでも当てはまったら老化のサインかも!
犬の老化とはどんなもの?
白髪
個体差があるとは思いますが、顔・目元・口元などに白髪が出始め、体全体にも出てきます。
毛の色も全体的に薄くなり皮膚も乾燥気味に。
耳が遠くなる
愛犬の名前を何度呼んでもすぐに振り向いてくれなくなったり…。
室内では心配ありませんが、屋外では飼い主がしっかりと見てあげないと事故の恐れもあるので要注意ですね。
また、外耳炎など細菌・真菌が寄生し、気づかず放置すると聞こえなくなることもあるそうなので、定期的に耳のケアをすることも大事ですね。
視力が衰える
愛犬と目線が合わなくなったり、おやつを持ってる手を見なくなったり…。
目が見えにくくなるのは白内障や緑内障が多く、もっとも多いのが白内障です。
白内障は5〜6歳からなり始めるそうですが、最近では4歳以下の子が若年性白内障になることも増えているそうです。
毎日のコミュニケーションで早期発見し早めの治療がポイントだそうです。
歯槽膿漏
ひどい口臭がある場合は要注意です。
オモチャやフードを噛んだだけで出血した場合も疑わしいです。
できるだけ毎日の歯磨きで予防してあげたいですね。
足・腰の力が入らない
後ろ足の筋力が徐々に弱くなってくる。
また後ろ足がクロスしてコテンッと尻餅をつくことも…。
足の筋力が弱くなると転んで怪我をしてしまうこともあるので、シニアになっても無理のない範囲でのお散歩をしてあげるのも大切ですね。
内臓機能や免疫力の低下
老犬になると著しく内臓機能や免疫力が低下します。
また、運動量も減るので食事も気をつけてあげたいところですね。
高カロリーなものばかりを食べていると心臓病や肝臓病、糖尿病、皮膚病など原因になるので、獣医師と相談して体質に合った食事に切り替えていくのもひとつの方法だと思います。
飼い主として何ができるのか?
このような症状はシニア犬に限らず病気の症状という可能性もあるので、しっかりと愛犬とのコミュニケーションをとり変化を見落とさないことが大切だと思います。
それともうひとつ大切なことは、ストレスを与えないように過ごさせてあげることだと思います。
寝たい時に寝て、動きたい時に動く。
できるだけそうしてあげられることで精神的負担を軽減し穏やかな日々を送らせてあげられるのではと思います。
次は飼い主の心のケアについて考えたいと思います。