「シニア犬との暮らし方」では、飼い主に何ができるのか?を考えてみましたが、今回は、その時私たち飼い主は?ということを考えたいと思います。
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シニア犬との暮らし方
我が子には健康で長生きして欲しい。 それは皆んな同じ願いですよね。 ですが、長生きの先には必ず「老後の生活」が待っています。 ベルを初めて我が家に迎えた時の感動。 スクスクと成長し一人前になり、いっぱ ...
老いていくのは私たち人間も同じですが、犬や猫の寿命は15年〜20年ほどです。
家族として迎えた以上、犬や猫を看取ってあげることは飼い主の役目・覚悟だと思います。
あふれるほどの喜びや笑顔、楽しみや幸せをくれた愛犬とのハッピーライフがあるからこそ、介護をしてあげることは飼い主の役目だと思います。
しかし、飼い主が精神面・肉体面でダウンしては共倒れになってしまいます。
スキンシップは大切です
シニア犬でも寝たきりでなければスキンシップは取れます。
老いたと感じる症状の一つが関節の衰えです。
ストレスをかけるのは避けたいですが、急激に衰えないように年齢や体力に応じた運動を取り入れ、スキンシップも兼ねてお散歩したり、室内でも触れ合いながら飼い主への意識を持たせることは大切だと思います。
まだ健康な時期から老いを迎える日のために心掛けるなんてなかなかできないかもしれませんが、元気なうちからのスタートが大切です、1日でも長く健康寿命を目指して!
一人で抱え込まない
介護で一番陥りやすいのは「私がいなければ」という強い思い込みだと思います。
自分一人で抱え込み、自ら自分を追い込んでしまうことがよくあります。
そうなると愛犬への介護が義務となり責任感が出てしまい、その責任感が日に日に重い負担となります。
そうならない為には相談できるお友達やかかりつけの獣医師、そして家族の協力は必要不可欠です。
1人で抱え込まず、誰かの力を借りて助けてもらうのはとても有効な手段だと思います。
手を抜くことも…
介護は、いつまで続くのか分かりません。
常にフルパワーでできるなら、それが一番なのでしょうが肉体面・精神面での限界は必ずあります。
いかに手を抜くことができるか、飼い主が倒れてしまっては元も子もありません。
手を抜くこと=ネガティブなことではないはずです。
介護はそれぞれ違うもの
介護はいつまで続くか分からないように、介護の仕方もそれぞれ違うものです。
介護にマニュアルはないので、家族と話し合うことも必要でしょうし、獣医師に相談することも必要でしょう。
それによって介護生活を楽にすることもできると思います。
自分で考えるだけでなく、いろいろな人に相談して介護生活に必要なことを取り入れることが重要だと思います。
気持ちは必ず伝わっている
介護疲れで疲労困憊し、時には愛犬にイライラすることも出てくると思います。
食べてくれなかったり粗相をしたり…。
そうなると家の中の空気も殺伐としてしまいます。
もしかしたら愛犬はそれも全て肌で感じ取っているかもしれません。
そうなる前に飼い主の負担を軽減することが重要だと思います。
気持ちが落ち込んでいたり、ピリピリしている表情は必ず伝わっていると思います。
逆に考えると…
飼い主の笑顔や穏やかな気持ちも必ず伝わってると思います。
出来る限りで構いません。
リラックスしてちょっと笑ってみましょう。そしてその笑顔のまま愛犬を見つめてあげましょう。愛犬はきっと幸せな気持ちでいっぱいになると思います。
シニア犬との介護生活が優しい気持ちでおくれることを心から願ってます。
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シニア犬との暮らし方
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