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甲状腺機能低下症とその症状

ワンコの病気・症状

甲状腺機能低下症が見つかるまでと症状

投稿日:2019年2月13日 更新日:

甲状腺の病気は甲状腺から分泌されるホルモンに問題が出ておきる病気です。

甲状腺機能低下症になると基本、生涯お薬を飲み続ける事になりますが、ちゃんとケアをしてあげれば元気に過ごす事ができます。

甲状腺機能低下症という病気を知っていればベルのように酷くなる前に見つけ、早く治療ができ、辛い思いをさせる期間も短くてすみます。

ミニチュア・ダックスは甲状腺機能低下症になる子が多い犬種のようですが、もちろん他の犬種のわんちゃんも可能性はあるので、もしこのブログを読んで気になる症状がありましたら病院で先生に診てもらって下さいね(*´꒳`*)

ベルの甲状腺機能低下症が見つかるまで。

見つかる8ヶ月くらい前から両脇腹あたりの毛が薄くなり始めました。

ちょうど冬になる季節の変わり目だったので先生は、夏の毛からの毛の生え変わりじゃないかな?と仰ってました。

ベルの毛はさらに抜け続けたので診察してもらうと、毎日軽くブラッシングをして血行をよくするように、と言われました。

ブラッシングは毎日していたのでその事は伝えましたが、それ以上のお話はありませんでした。

そして改善される事もなく左右の横腹部分の毛は皮膚が見えてしまう程抜けてしまいブラッシングするのもかわいそうな状態になりました。

加えて皮膚が剥がれるという感じで体にフケが出始め、ブラッシングをすると足元がフケで真っ白になるほど酷くなりました。

シニアのベルは食べムラが出ていたのに加えさらに食欲もなくなり一日、ひどい時は二日間全く食べない日も、、、先生には脱毛やフケは食事を摂らず栄養が足りないからかも、、、と言われました。

体重も若い頃は5.6〜5.8kgあったのがシニアに入り5kgを切り今は3.9kgに、、、シニアになると体重が減るのはしかたありませんが、食欲がないのは年齢的なものだけではなく甲状腺機能低下症も原因の一つだったのかもしれません。

この時期はパー君の歯、レイの瞬膜の腫瘍、コーちゃんの足の指の腫瘍など悪い事が順番におきて大変な時期でした。

色んなことが重なりベルの病気のサインを完全に見逃してしまいました。

実はこの時期にレイの心臓の病気のサインも出ていましたがそれも見逃してしまいました。。。

もしベルだけ、レイだけ、を診てもらっていたらもっと違う結果になっていたのかもしれません。

そして脱毛とフケはかわいそうな程酷くなり、やっと甲状腺の検査をする事になりました。

ベルの甲状腺機能低下症が見つかった時はレイが倒れた時と重なってしまったので、神経がレイの方に向いてしまいましたが、ベルの甲状腺数値はかなり酷く危険な数値でした。

ベルの検査結果の数値は測れないほど低く、ベルが大変だよ!と。。。慌てた口調で先生が仰ってたのを今でも鮮明に覚えています。

なぜこれ程酷くなるまでわからなかったのか、、、ベルの体もレイの心臓も毎回診てもらっていたのに。

ベル達の先生は外科の名医として有名な先生で、先生が大丈夫と言うなら大丈夫、、、と信じすぎてた私、先生も私の説明不足で症状がきちんと伝わりきれてなかったのかも、、、コミュニケーション不足だったのかな、と反省してもしきれません。

ベルはお薬で今は数値も安定し頑張って日々を過ごしてますが、レイの命は守れませんでした。

シニアになると年齢が原因なのか病気が原因の症状なのか判断が難しいです。

信頼できる獣医師さんと、納得いくまでとことん話し合う事が大切ですね。

以下の症状があったら甲状腺機能低下症を疑ってみて下さいね。

毛が薄くなる、脱毛
フケが出る
皮膚の色素沈着
元気がなくる、ヨタヨタ歩く
顔つきが悲しい表情に見える
寒がりになる(ベルは寒がる素振りはありませんでした)
ちょっとしか食べなくても太る(ベルは逆で食べない日が続きあばらが出る程痩せました)

シニアになると日々体に変化が出てくるので全てが病気のサインと言うわけではありませんが、頭の片隅にでも甲状腺機能低下症はこんな症状だと覚えていただければ、と思います。

ベルの場合は測れないほどの低い数値で見つかりましたが、1ヶ月お薬を飲んだら数値が安定しました。

脱毛とフケが落ち着くのには半年はかかりましたが、今はだいぶ毛量も増え、フケも治りました。

お薬は生涯飲み続けますが、甲状腺機能低下症はちゃんとケアをすれば元気に過ごせる病気です。

病気は早期発見!早期治療!ですね(*´꒳`*)

 

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